K4-GPとは?
K4-GPは軽自動車で行うモータースポーツとして考えられました。
車両の改造は参加者の自由意思を尊重し、どんな車を製作してきてもいずれかのクラスに当てはまります。自らの手で自分の好きなスタイルのクルマを作り、走らせることができる、K4-GPは通常のレースとは違いとても趣味性の強いイベントです。
排気量や安全性を確保するために最低限の規定はありますが、限られた燃料内でいかに燃費良く走るかを競うエコ耐久レース。
参加者の中には自動車免許を取得したばかりの方、サーキット初体験の方も多数おりK4-GPはこのような方々中心のイベントです。
レース経験のある方は暖かい目で手本になり、十分に気を配ってトラブルのないようにご協力ください。 参加者全員「楽しく」「安全に」「笑顔で」イベントを終えられるようよろしくお願いします。
K4-GPライセンスまたはFISCOライセンスが必要
K4-GP耐久に参加するためには、走行マナー、サーキットの形状などスポーツ走行を楽しむ上で必要不可欠なルールや注意事項に関する講習を受け、「K4-GPライセンス」または「FISCOライセンス」のどちらかひとつを取得保持している必要があります。
「K4-GPライセンス」とは株式会社ウィンズアゲインが発行する、K4-GPのためだけのライセンスです。
これまでサーキットを走行したことがないけれどK4-GP耐久に参加したい、K4-GP耐久以外に富士スピードウェイを走行する予定が無い、という方に向けたライセンス。
取得には株式会社ウィンズアゲインが実施する講習の受講が必要です。夏と冬の耐久開催前に各2~3回実施します。
日本国内で有効な普通自動車免許を取得している18歳以上の方が対象です。
「FISCOライセンス」とは「富士スピードウェイ」が発行している走行ライセンスです。
富士スピードウェイが実施するライセンス講習を受講された方に発行されます。
取得には講習の受講と入会金・年会費が必要です。
詳細は富士スピードウェイ公式ウェブサイトからご確認ください。
耐久の前には練習走行会を実施します
耐久開催前に富士スピードウェイ・レーシングコース(1時間専有)で2~3回実施。
K4-GP参加車両、もしくは参加予定車両を対象とした走行会。
参加には有効なK4-GPライセンスまたはFISCOライセンスが必要です。
耐久参加の申込みから当日までの流れ
概ね毎大会同様の流れでエントリーを受付けています。大会により変更される場合もあるため各大会の要項は必ずご確認ください。
1. 開催要項が公開される |
2. エントリー受付期間中に参加申込用紙を送付し、参加費を振り込む |
3. ドライバーの登録をする 登録ドライバーはライセンスの更新、また新規取得者は講習の受講をする |
4. エントリー締め切後、受理書が郵送される |
5. ピット割りや当日のスケジュール、その他のお知らせはウェブサイトに更新されるので随時確認する |
6. イベント当日、富士スピードウェイへ |
耐久当日の流れ
下記は変更される場合がありますので、必ず大会ごとの最新情報をご確認ください。
富士スピードウェイへ来場 | 東・西のどちらか大会で指定されたゲートから入場 入場料が必要です Aパドックの入場規制をする場合もあります |
参加受付けをする | 受付の際は「受理書」を持参し、計測器などを受け取る |
車検 | 車検は指定された車両のみ 指定された場合は「車検場」で車検を受ける |
給油シール受取と燃料代支払い | 指定の場所で受取りと支払をする |
ガードレール破損互助の加入(任意) | 競技中にガードレールを破損した場合の修理費用を集まった金額内で補填するもの *FISCOライセンス保持者は免責が適用されるため必要ありません |
リーダーミーティング | チーム責任者は指定の場所に集まり、その日の注意事項などの指示を受ける |
スタート進行 | スタッフの指示に従い順に車両をピットから出しグリッド整列する |
スタートとゴール | 夏は変則ルマン式 仮装したチームメンバーが一斉に競技車に駆け寄り、フロントに貼られたシールを剥がしてスタート 冬はローリングスタート、仮装は無し 夏冬ともスタートから競技時間経過後、先頭車両が最初にコントロールラインを通過する時点でチェッカーフラッグが振られレース終了 |
表彰式 | ポディウムにて各クラス上位入賞チームを表彰 |
解散 | 計測器を指定の場所に返却後、自由解散 |